インプラント

インプラントは、人工的に歯根を作り出す技術で、近年になって利用者が増え続けている画期的な治療方法です。

インプラントの利点としては、ブリッジのように健康な歯を損なうことなく、手術で人工歯冠を作れることがあります。

インプラントを行うためには、顎骨がしっかりとしていることが条件の一つで、歯周病や破壊的な抜歯で歯槽骨を喪失しているような場合には、治療が困難、もしくは不可能であるケースがあります。

インプラントの素材は、埋入される部分はチタン合金で、人工歯の部分は歯冠として取り付けられる構造になっています。

インプラント治療の流れ

定期検診
咬み合わせや歯肉に異常がなくても、半年から一年ごとに検診を受けるようにしてください。

プロフェッショナルケア
インプラントの状態、お口の中の全体の状態、咬み合わせの状態、残っている歯の状態、プラークコントロールの状態をチェックし、歯間ブラシやフロスなどが必要な部分について指導いたします。

ホームケア
インプラントもしっかりとブラッシングしないと天然の歯と同じようにインプラントの周囲に炎症が起こります。
このような状態はインプラントに悪影響を及ぼすため、歯科医師又は歯科衛生士の指導のもと歯みがきとお口の管理をおこなってください。

MRIについて

インプラント自体への影響
磁力を利用した撮影のMRI は、チタン製であるインプラントに影響はありません。
M R I 画像診断への影響
インプラントを含め金属を使用したすべての治療は画像に影をつくる可能性があります。ただし稀に検査結果に影響を及ぼすことがありますが心配はございません。